船長直伝・相模湾
キハダ船・カツオ船を攻略する
「相模湾のキハダマグロ・カツオ釣りはまだ歴史の浅い釣りなんだよね。」
実は、本来キハダマグロは熱帯・亜熱帯に生息する魚です。相模湾で回遊が始まったのは2007年頃ですが、相模湾のキハダに釣り人が戦いを挑めるようになったのは最近の話なんです…。
相模湾のキハダ船・カツオ船
シーズン情報
相模湾のキハダマグロ船・カツオ船には、釣り方が大きく分けて2種類あります。キハダマグロやカツオをルアーで狙う方法とコマセで狙う方法です。
コマセ釣りに関しては、毎年8月1日から解禁となり、解禁直後は、首を長くして待っていた大勢のキハダマグロ・カツオ釣りファンが押し寄せる日です。シーズン初期・中盤・後半では船の流し方や釣り方が異なり、後半になるにつれて釣れるキハダマグロやカツオも大きくなります。
相模湾のキハダ仕掛け・
カツオ仕掛けについて
相模湾キハダマグロの仕掛け情報
- PE:8号以上
- コマセカゴ:Lサイズ80~100号
- 天秤:固定式・遊動式
※平安丸では選択自由です - ハリス:フロロカーボン20~26号 長さ6~10m
- 針:むつ針16~18号 サークルむつ2/0、3/0
相模湾カツオの仕掛け
- PE:8号以上
- コマセカゴ:Lサイズ80~100号
- 天秤:固定式(遊動式は使用不可)
- ハリス:フロロカーボン10~16号 長さ2~3m
- 針:ヒラマサ13~15号
キハダ・カツオの追い方は
2種類ある
相模湾のキハダマグロ・カツオは、「追っかけマグロ」「流しマグロ」の2種類があります。これは、釣りをする際の船の動かし方の違いです。当日の状況によって船長の判断で変わりますが、主にシーズン初期は「追っかけマグロ」、シーズン中盤は「追っかけマグロ・流しマグロ」、シーズン後半は「流しマグロ」で釣りをすることになります。
「追っかけマグロ」は魚を船で追いかけて通り道を先読みして仕掛けを落とす方法です。この釣りでは、とにかくスピード勝負!急な船長の合図と共に、釣りを始めて仕掛けを落としてから5分も立たないうちに、また更に移動して釣り。この繰り返しで釣りをします。そのため手返しが重要なので、仕掛けの長さは短くしてトラブルレスな状況を作り出すほうが釣果に繋がりやすいです。
「流しマグロ」は、キハダマグロがオキアミエサに慣れて、船団に群れが居着いた際に釣りをする方法です。カツオ釣りよりもキハダマグロ釣りをメインに釣りをする際に行う釣り方です。「追っかけマグロ」とは違い、じっくりゆっくりと待ちの姿勢で釣りをするスタイルです。船長のアナウンスで「魚が回ってきた」との合図があれば、一気にコマセを撒いて魚を寄せて釣り上げましょう。
ルアーキハダマグロ・
カツオについて
コマセ釣りと違い、開始時期は相模湾へ回遊が始まり次第、例年6月頃からSTARTしています。相模湾で、もっとも早くキハダマグロを釣り上げられる釣りになりますが、難易度は高いです!
キャスティング能力の高さが釣果を分けます。平安丸では、乗合・仕立共にご予約を承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。